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万病に効くタマネギ。刻んだときにつくられる涙の原因となる成分には薬効がたっぷり

ネギ属の植物。タマネギ。糖質や脂質の代謝に欠かせないビタミンB1、便秘改稗を助けるオリゴ糖、抗酸化作用の高いケルセチンなど、ダイエットだけでなく、万病に効果があるといわれている野菜です。効能としては、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールをふやすこと。中性脂肪や高脂血症の予防と改善に役立ってくれます。

また、血液を固まりにくくし、血栓を予防する働きもあります。ところが、この効果は、タマネギを丸のまま料理しても発揮されません。刻んだり、すりおろすことで、細胞が破壊され、CSリアーゼという酵素が出てきます。この酵素が、辛味成分の硫化プロピルと反応して、涙の原因となる催涙性物質をいくつかっくり出すのですが、そのなかのひとつ、N-プロピルートリスルフィドに血小板凝集抑制作用があるのです。

タマネギの栄養素は水溶性なので、切ったあと、水にさらさないのが鉄則です。また、タマネギの酵素は、切ったら15分ほど放置すると働くようになります。また、加熱することにより、中性脂肪とコレステロールを減少する効果も生まれます。煮る場合は、煮汁にケルセチンが溶け出しているので、いっしょに飲むようにしましょう。

タマネギ 健康レシピ

成分の吸収を高めるには「黒酢タマネギ」がおすすめ

タマネギに含まれるビタミンやミネラルの吸収をさらに高めるのが、クエン酸豊富な黒酢。クエン酸は、鉄
やカルシウムなどの体に吸収されにくいミネラルと結びつき、体への吸収率を高めてくれるのです。

作り方(1日分)

タマネギ1/4個をスライスして、50mlの黒酢に半日潰けたら完成。1週間ほど保存できます。

便秘解消に効果絶大といえば「タマネギの粕漬け」

便秘に有効なフラクトオリゴ糖をたっぷり含むタマネギを、免疫カアップ効果のある酒粕に漬け込むことで、タマネギの水分が抜け、生よりも食べやすくなります。

作り方

タマネギ中2個を12等分のくし形切りにし、塩をかけ手でもみ、重しをして冷蔵庫に1時間入れる。酒粕、砂糖、みりんで作った粕床に潰け込む。翌日には完成。5~6日で食べ切るようにしましょう。

抗酸化力の強い皮はお茶にして飲むべし「タマネギの皮茶」

腸に入ると、ビフィズス菌の働きを活性化させるケルセチン。タマネギの薄皮に含まれている色素がそれ。タマネギの皮茶ならケルセチンを手軽にとれます。

作り方(1杯分)

タマネギの薄皮1/4個分を水洗いし、300mlの水とともに鍋に入れ、沸騰したら3分後に火を止める。薄皮をとり出し、ショウガ1かけとはちみつ小さじ1杯を加えてでき上がり。冷めてもOK