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もろみ酢の超燃焼性アミノ酸が代謝を改善して余分な脂肪を筋肉に

もろみ酢の成分には、超燃焼性のアミノ酸などが豊富に含まれ、豚にもろみ酢を与えると脂身が減り、引き締まったよい肉がとれるといわれます。

実験は、総コレステロール値が高めの男女12人(男性8人、女性4人、平均年齢44才)を対象に行いました。天然物は時期によって有用成分が異なり、正確なデータが得にくいので、成分が常に一定していることを確認した黒麹もろみ酢製品を使用。

1日2回、朝と就寝前に黒麹もろみ酢を30mlずつ飲んでもらい、5週間後に総コレステロール値や筋肉量などを測定。薬物は投与せず、食事や運動は任意です。その結果、総コレステロール値が平均252.6mg/dlから平均240.7mg/dlに下がりました。

しかも実験を終えてからも数値は5週間下がり続けました。

実験を開始してアミノ酸の血中濃度を測定すると予測に反して数値が低いため、吸収が悪いのかと思ったのですが、アミノ酸の代謝過程で生成される一酸化炭素(CO)がふえていたのです。これはアミノ酸が体内で効率よく使われていることを意味します。。酸化炭素は血管を拡張させて血流を促し、代謝を高める物質です。

また、もろみ酢を飲むと体重は変わらないのに筋肉量がふえていました。脂肪が燃焼されて筋肉になっていたのです。

もろみ酢はアミノ酸とクエン酸の相乗効果によって効率よく脂肪酸の産生を抑え、コレステロールの代謝をさせる優れた燃焼食品といえます。そして、もろみ酢に含まれるジペプチドと呼ばれるアミノ酸の結合物質が、コレステロールを下げる働きをすることも明らかにされつつあります。

血中の総コレステロールが落ちると、内臓脂肪もいっしょに落ちていきます。脂肪でいちばんこわいのは内臓脂肪で、内臓に脂肪がつくと各臓器の働きはどんどん低下します。

便秘で悩んでいる人は、腸の中をきれいにして便秘を解消しようとします。でも、外側をLDL(悪玉コレステロール)と呼ばれる脂肪で囚められたら腸の働きは悪くなります。

LDLは薔積されやすく、溶けにくい脂肪です。ラードを想像するとわかりやすいでしょう。市販の安価なてんぷらが、翌日になってもパリツとして形が崩れないのは、揚げ油にラードが入っているからです。

お腹回りが男性で85㎝以上、女性で90㎝以上の人には内臓脂肪の危険信号が出ますが、太っていなくてもお腹の中が内臓脂肪で覆われていることがあります。太っているかどうかにかかわらず血中コレステロール値には、ふだんから気をけましょう。